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サンタ ・マリア・ ノヴェッラ薬局
写真はギフトボックスです。 この何とも素朴なデザインですが、ここのカルネには、創業1200年代〜と記されています。 なんと13世紀から歴史が始まっているのです。 世界最古の薬舖の一であり、自給自足で修道僧が薬草と花を栽培したのが始まりだそうです。 その後、1600年代に王室御用達になり、1700年代にはインドやロシア、中国の王室に輸出していたらしい。 1866年にナポレオンに没収されるものの、もとにもどされると4代にわたって、製法等の伝統が密かに守られるようになったとか。 お店の場所はイタリアのフローレンス(フィレンツェ)中央壁から徒歩4分位のところにひっそりとお店があります。 入り口はプチ・ホテルのようで、気をつけてないと通り過ぎてしまいます。 中にはいると中庭もある広い屋敷になっていますが、もと、教会という建物の構造からでしょう。 店内は照明も薄暗く、しっとりとしていて、夏でも涼しいです。 天井が高いので、物音を立てると怒られれそうな雰囲気です。 しかし、とても良い香りがします(僕個人的には大好きな香りです) ポプリの香りが充満していて、暫く、たたずんでいると気持ちが落ち着いてきます。 隣の続き部屋にポプリにコーナーが有るので、いつも、買って帰ります。 と言うのも、写真の石鹸のお土産を頂いて存在を知ったのが本当のところです。 雑誌には何度か紹介されていたのですが、あまり、興味が持てなかったのですが、 この場所を訪れてからは、必ず行くお店になりました。 6月の出張時も1時間しかない自由時間で、駅から大きなトランクを引きずりながら、 訪れ、石鹸とポプリを購入しました。 次回はフレグランスに挑戦しようと思います。 フレグランスと言えば、フランスと思っていましたが、実はメディチ家(フィレンツェの領主)がフランスに嫁ぐ時に持ち込んだという言い伝えが有るらしい。 王室がらみであれば、当然供給していたのはサンタ・マリア・ノヴェッラという事に成るでしょうか。 これだけ歴史があると、原料は100%天然素材ということになります。 (ここが、グッとくる所です。) パッケージや瓶の形も当時の面影を残しており、洗練されてはいないけれども、 味のある何とも言えない雰囲気を出しています。 (写真を見て頂けると何となく解ると思います) 話が飛びましたが、このポプリがドレス・シャツに付いているのをご存じでしょうか? Rigattiというシャツメーカーなのですが、「ラベンダー」の香りのするポプリがシャツと同素材の小さな袋に入っています。 シャツのタンスに入れておけば、香りが移るので、「何か良い香り」になります。 都内での取り扱いはセレクトショップになります。 (僕は原宿のBEAMS Fで購入しましたが) サンタ・マリア・ノヴェッラの取り扱いは 日本国内では、新宿伊勢丹メンズ館に一部の商品と銀座コマツビルに直営店が有りますので、機会が有れば覗いてみてください。
by g-ranch
| 2006-08-24 00:00
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